先日、ようやくGoogleアドセンスに合格を頂きました。
今は自分のなかでの最初の目標というかステップをクリアできて、その達成感を味わっています。
スタートラインに立ったばかりで、まだまだ収益化には程遠いですが、今後は情報発信とともに自らのスキル向上のモチベーションの一つとして、少しでも収益化を図っていけるように、定期的に報告していきます。
今回は、アドセンス合格までに僕が取組んできた内容を紹介していきます。
アドセンス合格までに何度か挫折して放置していた期間もありましたが、他の人が記事にしてくれていた内容や挑戦記録に力をもらいました。
僕の体験がこれから申請する人や、現在奮闘中の人に少しでも参考になればと思います。
合格時の内容
- 合格時期 2020年8月
- 記事数 7記事
- 内容 企業向け支援内容の紹介
- プライバシーポリシー、お問い合わせフォーム あり
- 独自ドメイン あり
- Googleサーチコンソール、Googleアナリティクス あり
- 文字数 2,000字~2,500字
- アクセス数 300程度
アドセンスに合格した時は上記のような状態でした。
申請回数も10回以上…笑
心が折れて放置していた期間もあり、申請から合格までは半年くらいかかりました…笑
YMYLについて
YMYLとは「Your Money or Your Life」の略語で、Googleの検索品質評価ガイドライン内で「将来の幸福、健康、経済的安定、人々の安全に潜在的に影響を与えるページ」を指して使用されている用語です。
具体的には、金融・財務、医療、法律、政治、宗教などが主なジャンルのようです。
僕がアドセンス申請時に書いていた記事も「金融機関からの資金調達」や「助成金」など主に”金融ジャンル”でした。
「YMYLでは特に発信者や記事の内容の信頼性が求められる」ということを読んで、「僕のYMYLに該当するのでは?」と思い、プロフィール欄に金融機関での勤務経験があることを記載しました。
信頼できる情報元を示すために、経済産業省や中小企業庁といった行政機関の該当ページをリンクで添付しました。
YMYL対策で取り組んだこと
- 自己紹介欄に記事内容に関連する経歴があることを明記
- それぞれの記事に関連する行政機関のリンクを添付
不合格からの改善点
初めにアドセンスを申請する前に下記の項目については登録をしておきました。
最初の壁”コンテンツが存在しない”
1回目~8回目くらいまで”コンテンツが存在しない”という不合格通知でした。
せっかく一生懸命書いた記事も「Google先生に認識されない」という状況に対して取り組んだ内容が以下です。
- サーチコンソールで記事のインデックス登録
いくら記事を書いても審査するGoogle先生が認識し検索結果に表示してもらわないと、審査も始まらない。インデックス登録することで検索結果に反映してもらえます。
↓↓参考サイト↓↓
https://upd.world/google-search-console-request-index/
- 下書きに戻した記事をサーチコンソールでインデックスの削除
記事数を選定した際に20記事以上を下書きへしました。どうやら下書きに戻しただけでは、一度インデックス登録をした記事は検索上エラー表示で検索されしまうようです。そのため下書きに戻した記事の「インデックス削除」をする必要がありました。
↓↓下記サイトを参考に行いました↓↓
https://tamaru.work/adsense-ukaranai/
- 「site:~」にて検索をし、下書きに戻した記事が検索されないか確認
サーチコンソールでインデックス登録した記事や削除した記事が、実際に検索結果に反映されているかを確認するために、「site:自身のブログのURL」で検索。結果を受けて再度サーチコンソールでインデックス登録or下書き記事のインデックス削除。
- サイトマップをサーチコンソールで登録
”サーチコンソールにサイトマップを登録しないと、たとえ良質なコンテンツを作っても検索エンジンがそれを見つけるのが遅くなり、順位に反映されにくくなる。”ということでサイトマップを登録。
サイトマップもいくつかあるようでしたが、
上記を全て申請しました。正直なところどれが正解なのかわかりませんでした。今もサイトマップの検出結果もバラバラです。
サイトマップの申請については、以下の方々のサイトを参考にしました。
↓↓
https://www.galapagosta.com/entry/2019/01/08/123300
https://ischool.co.jp/2019-06-11-how-to-deal-with-hatena-blog-site-map-not-loading/
https://karupoimou.hatenablog.com/entry/2019/05/13/094649
次の壁”コンテンツが複製されている”
Google先生にサイトを認識してもらえるようになってきたからなのか、途中から「コンテンツが複製されている」という不合格通知が来るように。調べていくと、他のサイトやブログと同じような内容である場合にこのような表示になるようです。
僕の記事では確かに、中小企業向けの施策の紹介が多かったため、そもそも経済産業省や中小企業庁のサイトを参考に例示していました。よって行政の公式サイトとどうしても内容が似ていました。
以下対策です。
- 記事の選定。30記事→7記事へ
アドセンスを申請する前に、いくつかのサイトで予習していたら「記事は30くらいは必要」と書いてあったものがありました。(後に記事数に明確な決まりはないことを学ぶ)そのため最初はテーマも絞ることなく記事の中身もないようなものを含めて、とりあえず30記事くらい書きました。
しかし記事については「量より質が求められる」ということで、特に力を入れたかった金融関係にテーマを絞ることにして、残りの20記事くらいは下書きに戻しました。
- 毎回同じ書き出しを使用していたため、書き出しを変更
当初はすべての記事の冒頭で「こんにちは。イケてるサラリーマンを目指して日々奮闘中のまぐ太です!」といった決まり文句から記事を始めていました。しかしこの決まり文句がGoogleからすると「コピー・複製」に該当するのではないかと考え、決まり文句を削除しました。
- 例や表、感想を用いて具体性を重視
文字の羅列になるとどうしても行政の公式サイトと内容が似てしまい「コンテンツの複製」と判断されてしまう。そのため僕のブログでは、紹介する施策を活用した具体例を入れていくことにしました。また実際に活用した方々の意見や、自分の感想を盛り込み、独自性を高めました。
これによりコピペチェックツールでのコピー率も下がると同時に、オリジナリティも増すことができました。
- コピペチェックツールで類似内容を検索し、内容や言い回しを改善
どの部分が複製されているのか、どのサイトと内容が類似してしまっているのか。を調べるために、自身の記事の内容を無料のコピペチェックツールで精査することにしました。
「コピペチェックツールで明らかになった問題部分を修正→再度チェック」を複数回繰り返して、内容が他のサイトと被らないようにしました。
僕が使用した無料のコピペチェックツールはこちらです。
無料コピペチェックツール【CopyContentDetector】
- 記事のタイトルが類似しないように変更
類似する内容を別の記事にする場合に、記事のタイトルも似たようなものになっていました。そのため、ひとつひとつの記事タイトルが被らないように修正を加えました。
- 全ての記事に画像を入れる
全ての記事の中に画像があったわけではありませんでした。よって記事に関連する画像を無料サイトから貼り付けを行いました。それ以外には自身で作成したグラフや表などを張り付けたりしました。これによりすべての記事に何かしらの画像を入れ込みました。
使用した無料写真素材はこちらです。
社会貢献|写真素材なら「写真AC」無料(フリー)ダウンロードOK
効果があったように感じたこと
個人的に特に効果があったと感じたのは上記4点です。
Googleサーチコンソールを活用し、まずは自身のサイトを認識してもらう(逆に不要な記事は認識してもらわないよう削除す)。認識してもらったサイトが独自性があると判断してもらえるように、具体例や感想などを盛り込み、コピペチェックツールで確認。関連画像を添付し、見やすさにも気を付ける。
参考にしたサイト
- ”くぶ夫ブログ”さま
https://kubuoblog.hatenablog.jp/entry/2020/02/01/193617
複数回挑戦し、都度改善点を載せてくれています。未着手の改善点が参考になりました。
- ”いっぺこっぺ通信”さま
Googleアドセンスについて一からわかりやすく勉強させていただきました。
- ”それはノーカン”さま
”コンテンツが存在しない”で悩んでいた時に大いに参考にさせていただきました。
アドセンス審査の感想
アドセンスの合格を目指すということは、視聴者視線を意識することなのかもしれません。多くの読者がいる方からしたらごく当たり前のことなのかもしれません。
審査に合格するために、色々と修正を加えていくうちに、徐々に自身のサイトが視聴者目線になっていった気がします。
そんな”当たり前の大切さ”をGoogleアドセンスの審査を通して学べた気がしました。
このページが1人でも多くの人の参考になれば幸いです。